日本のものづくりの最先端である得意先(自動車メーカー・航空機メーカー、工作機械メーカーなど)への営業活動を行っています。自動車のエンジン部品、航空機の研究試作品、工作機械の部品製造に関わる鉄の専門商社として、設計から材料の提案までの企画営業を行っています。
単にものを仕入れて売るという営業ではなく、メーカー様と供に考え、お互いの強みを生かして、顧客である製造メーカーや仕入れ先、加工工場などと設計段階から関わって、新たなもの且つ、付加価値のある商品を開発していく営業です。
会社の雰囲気は、「フラットな雰囲気」ということは挙げられるなと思っています。人のことを肩書きで呼ぶことは滅多にありませんし、僕自身も、課長に対し「○○さん」という呼び方をすることがほとんどです。平均年齢が30歳前半で、若い層が中心だというのもあります。意見は聞くという姿勢ですし、いい意見であれば採用されることも普通にあります。
基本的に会社自体が非常にポジティブで、自分がこの仕事をやりたいと言えば会社自体がバックアップしてくれて、進むべき道をはぐれないように誘導してくれます。
つまり、会社そのものが自分の意見を尊重してくれるわけですから、いろんな人が、影で自分を支えてくれるといったところでしょうか。
大地にしっかりと根ざした一本の木。
あらゆる産業の基である「鉄」を扱っているから、社会という大地にしっかりと根付いている。根がしっかりしているから、幹も太く、新しい枝をいっぱい伸ばしていける。
新しい顧客・材料・分野への取り組み。新しい物流センター・部署・システムの創設。
基がしっかりしているから、新しい枝を伸ばしていける。
サハシのイメージはこんな感じ。
私も、9年前から新しく出来た品質に関する部署で、ゼロからスタートしました。知識も経験もほとんど無く、手探りしながらやってきました。
この部署を通っていく商品は、会社として良品であると認める、ということになるので、プレッシャーと責任を感じながら日々仕事を行なっています。2年たってやっと小枝らしくなってきたかな、というところでしょうか。いつかこの小枝をりっぱな枝にして実をつけられるように頑張っています。